コトコト日記


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6年ぶりに…

伊勢外宮前料理店 ココット山下 店主です。

今、東京に来ている。

東京には、わりとよく来ているんだけど、

今回は特別な気分。

節目という感じだ。

6年前は、東京に住んでいた。

仕事を辞めて、次に勤める気にもならなくて、行くところもなくて東京で毎日散歩してた。

そこに家族が上京することになって、

あ、ヤバイ。仕事してないのバレる…

と、思いを巡らせてもどうしようもなく…

無職で、働ける状態でもない事を打ち明けた。

帰って来いとも、帰って来るなとも言われなかったけど、

帰って来てもええよ。と言ってくれてホッとしたのを覚えている。

すぐに帰る気にもなれず、しばらくまた散歩の日々が続いたけど、

思い切って10年ぶりに実家に本格的に帰る事にした。

あれから6年。

また、家族で上京する機会が訪れ、

6年ぶりに、1人であの街をまた散歩してみた。

千代田線の根津駅で降りて、言問通りを芸大に向かって歩いた。

あの当時、路地という路地を歩き尽くしていた記憶が少しずつ蘇って来た。

良く立ち寄った店、ギャラリー、谷中の墓地の近くのパティスリー、

夕焼けだんだん、あんまり開いてないベーグル屋さんや、オーダーのシャツの店、

染め物屋さんに、そば屋さん、桶屋さん、花屋さん、

行きつけの本屋さん…スーパー…

何軒かは無くなって、何軒か、新しい店も増えていた。

ああ、わたしもちょっと無くなった部分と新しくなった部分ができて、

この街みたいに変わらないようで変わったのかなぁと思った。

6年前と同じように散歩しながら、

ちょっと当時を思い出して、きゅうぅーっと切ない気持ちになったりした。

忘れないように、でも前を向いて、

今日からまた頑張ろう。

そう思い、また千代田線に乗った。


節目の今年、

ちょっと生活を見直してみよう。

時には散歩する時間も大切だなぁ…


今日もありがとうございます。

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by ise-cocotte | 2015-05-12 19:06

wedding


伊勢外宮前料理店 ココット山下 店主です。

"ウェディングのお弁当お願いできませんか?"

そんな電話がかかってきた。

いつ、どこで、いくらの、何個ですか?

と聞くと、日にちと場所とだいたいの人数以外はあんまり決まってない様子だった。

日取りは秋、場所は志摩半島の先っちょの浜辺のカフェ。

友人たちと手作りのウェディングにしたいという。。。

あまりにもフワフワした状態だったけど、

"できますよ。やらせていただきます"

"とりあえず、打ち合わせしませんか?"

と言って、3日後に店に来てもらうことにした。

去年の秋、80名様分のウェディング弁当を作った経験があったので、

できることは確信していたが、

問題は距離。

車で1時間半はかかる。

作り始めから、運搬、セッティング。。。

お客様の口に入るまでの時間が長すぎる。。。

どうするか。。。どうしようか。。。

美味しいものが出せるのか。。。

難しいな。。。

難しいなら、、、

よし!

行ってみよう!

と思いつき、打ち合わせでの話の持って行き方を変えてみることにした。

行ってみよう!っていうのは、作ったお弁当を運ぶんじゃなくって、

自分が行って現地で作ろう!っていう意味だ。

頼まれたことだけをやるんじゃなくって、より良い方法を提案してみよう!って思いついた。

食事だけじゃなく、飲み物も、サービスも含めて担当させてもらおう!って。

そのほうが、絶対に満足してもらえる!と、思ったから。

で、打ち合わせ当日、早速そう切り出してみたところ、

新郎新婦さん達も、世話役のお友達も、すっごく喜んでくれた。

で、お弁当じゃなく、

ケータリングという形で進めてみよう!と、一致団結して、

世話役の子は会場にお願いしてくれることに。。。

私は会場の設備の確認、メニューの構成、器の確保、当日のオペレーション、人の手配。。。

なんだか自分も実行委員の一員になった気分だ。

今月末に出産予定の新婦さんは、

"これで安心して産めます!" って(笑)

心配事を一つ減らしてあげられるように、頑張ろう!

初めての事で、上手くいかないこともあるだろうけど、

できる限りの手を尽くそう。

そう思った。


やったことないことも、できる!って思える力はどこから湧いてくるんだろう?と、考えてみたら、

思い当たる節があった。

大学時代はホテルの宴会場のサービスのアルバイトに明け暮れていた。

その時に披露宴の流れを学んだ。

料理人になりたてのころには、ホテルでウェディングの料理を作った経験も役に立つ。

東京で働いていたレストランでは、レストランウェディングがよくあった。

この経験も、今につながっているし、

フランス時代は、シャトーでのウェディングパーティのケータリングも経験した。

厨房じゃない場所で作れる料理のメニュー構成だってイメージしやすい。

遊牧民だった事、案外役に立つかも?

やったことある事を活かして、やったことない事をやってみる。


ワクワクしてきた。

当日の皆様の幸せそうな顔を思い浮かべて、

いろいろ策を練ろう。

きっと、私にとっても忘れられないウェディングパーティになるだろう!


チョッと嬉しいnews。

今日もありがとうございます!
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by ise-cocotte | 2015-05-10 01:41 | 日々のこと


小さな料理店店主の日記。
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