コトコト日記


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新人料理人時代


 伊勢外宮前料理店cocotte山下、店主です。

 オープンまで38日。

 今日は新人料理人時代についてお話します。


 私の料理人としての第一歩はホテルのメインダイニングの厨房でした。調理師学校に通いながら夜と週末はホテルで働きはじめたのです。
 当時は女性がメインダイニングの厨房に入るのは初めてで、女性用の白衣はベーカリー用のちょっと違った形のものしか用意されていませんでした。内心「これを着るのはいやだなぁ」と思いつつ、仕方ないかと着用して初日を迎えました。
 料理長は一目見るなり「この子はべーカリーの手伝いじゃないんだよ。みんなと一緒のコックコートとトック帽、タブリエを用意してやりなさい」とおっしゃって、すぐに男性と同じ服装を着させていただけました。
 洗い場のおばちゃんに「そこから先は厨房だから女の子は入っちゃダメ!」と注意された時もおばちゃんを説得してくれたのは料理長でした。
 保守的だと思っていたホテルのヒエラルキーの頂上から、理解しようと一番手を差し伸べてくださったその料理長は、今も私の師匠であり、一番の相談役です。
 あの時、調理師学校でそのホテルを紹介していただかなかったら、今の私はいなかったかもしれません。
 いろいろな出会いに感謝です。

 次回は ”抱き始めたフランスへの疑問” のお話をしたいと思います。

      ありがとうございます。
 
 
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by ise-cocotte | 2010-06-30 22:31 | フランス道中記

はじめまして

 
 はじめまして。
 
 伊勢外宮前料理店 cocotte山下(ココット ヤマシタ) 店主です。
 
 オープン39日前。

 今日はcocotte山下の原点についてお話します。

 
 わたしの原点・・・それは母と過ごすキッチンでの時間です。
 幼いころ、両親が共働きだったため、夕食はいつも兄と二人で寂しく食べることが多かった我が家。
それでも料理好きの母は日曜日になるといつも、たっぷりと美味しい料理を作ってくれました。
 母親を独り占めしたいわたしは、とくに手伝うわけでもないのにキッチンにいりびたり、普段聞いてもらえないたわいもない話をして過ごしたのを思い出します。
 水道屋を営む父親の会社の夜の突貫工事には、母の手作りおにぎりと温かい豚汁を差し入れするのが習わしで、美味しそうに食べてくれる人達を見て、「すごいなぁ」「うれしいなぁ」と子供心に食べ物と母のすごさを感じていました。
 ただただ普通のおにぎりと豚汁。でも、気持があるから人の心に届く。
 それがわたしの料理の原点であり、目標でもあります。

 次回は新人料理人時代についてお話しようと思います。

         ありがとうございます。
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by ise-cocotte | 2010-06-29 06:00 | フランス道中記


小さな料理店店主の日記。
by ise-cocotte
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